ついに政府は“コロナにかかっても自分たちで何とかしろ。死にそうになって病院に入れるんなら入るのを許可するが、そのまま死んでも知らん”と言い出した。
重症者以外は原則自宅療養とするという方針のことだ。
既に多くの報道で言われているように、イメージとしての“軽症”、“中等症”、“重症”の区分と医療における区分は違っている。
一方で、医師のイメージです。
軽症は、酸素は要らない。
中等症は、人工呼吸器は要らない。肺炎は広がっている。多くの人にとって、人生で一番苦しい。
重症は、助からないかもしれない。 pic.twitter.com/CMr4bgWndy— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) August 2, 2021
中等症にはⅠとⅡの区分けがあり、Ⅱだと酸素投与が必要になることもあるようだし、軽症からでも急速に容体が悪化することもある。
大阪府第4波の状況では重症と言う診断を受けていないのに、多くの人が命を落としている。
大阪府第4波の状況を見ると、重症と診断を受けての死亡された方188名に対して、重症という診断にいたらなかった方681名。重症と認知されないままの死亡が相当に多い。この経験を踏まえたら、中等症の一部自宅療養は、かなり危険。 https://t.co/IQA4VeJLDg pic.twitter.com/jAPOxCBkou
— おーちゃん (@nyaos_nyagos) August 2, 2021
しかし、さすがに多くの批判が殺到し、結局政府は中等症でも原則入院ということに軌道修正したようだ。
とりあえずよかったです!
今の問題点は医療を適切に受けられない自宅待機、ホテル療養を余儀なくされる方に皆保険制度に則り適切な医療を供給する事。例えは悪いですが、都内のあちこちに血だらけで倒れている人が沢山いると認識して。その場でできる応急処置。https://t.co/7usdeUR0or— 倉持仁 (@kuramochijin) August 5, 2021
倉持先生は「とりあえずよかった!」と仰ってるが、軽症からでも急速な悪化がある以上、基本“自宅療養”などやるべきでない。
というか効果があると言われているイベルメクチンも支給されず、重症化を防ぐために早期入院して点滴が必要な抗体カクテル療法もできないというのに、そんなの“療養”じゃなくやっぱり“放置”と呼ぶしかない。
https://twitter.com/katoikumi/status/1422473622510317592?s=20
本来なら海外が実際そうしているように軽症者でも体調が悪化した場合に備えてすぐに治療が受けられるような、大規模な療養施設を全国に作っておくべきなのだ。
これは英国。日本以外の国では、軽度、中度の患者を体育館などの大規模施設に隔離しています。患者同士は既に感染してるから相互感染はありません。それをごく少数のワクチン接種済の医療従事者が完全防備で管理します。自宅療養だと家族に感染を広げ、急な重症化に対応できないからです。 https://t.co/nSI8vmXL7h
— 町山智浩 (@TomoMachi) August 4, 2021
なに、「少数」でも医療スタッフが足りないだと!?
海外は去年の3月から医療スタッフの確保に向けて動いているのに、、、
https://twitter.com/lovelovesarah/status/1242828310528135169?s=20
本邦はコロナの大規模病床を作ることもせず、スタッフの確保どころかオリンピックのために7000人もの医療スタッフを派遣する始末。
とりあえずまずはオリンピックを今すぐ中止して、そのまま選手村と医療スタッフを活用し、東京の自宅放置者のための療養施設にすべき。
「五輪選手村を宿泊療養施設にすべきだ。収納人数18000人。7000人の医師・看護師がすでに確保されている」
国会で共産・倉林明子議員が提起 https://t.co/OMXjuWBGN5— 山下芳生 (@jcpyamashita) August 5, 2021
そして合わせて早急に人材が足りないなら医療スタッフの確保と大規模療養施設の確保を全国でやるべきだ。
財源も既に用意されている。
https://twitter.com/renho_sha/status/1423034889071251459?s=20
新たに国債発行して財源作っても何の問題もない。
デルタ株の実行再生産数は高い場合は7とも言われている。
「米CDC(米疾病対策センター)の内部資料では、デルタ株は水痘に匹敵する感染力がある」との報道もある中、西浦氏は、「従来株の基本再生産数が1.5から3.5の範囲で、代表値が2.5程度。デルタ株の感染性が従来株の2倍程度なので、代表値は5.0程度、高い場合には7.0くらいまでは可能性があると考えている。デルタ株の基本再生産数が大きければ大きいほど、従来と同じ対策を同じ程度の強さで講じても制御が困難であると考えている。予防接種だけに頼った制御も実質不可能だろう」と語る。
引用:https://www.m3.com/news/open/iryoishin/948811
これだけ実行再生産数が高く感染力が水疱瘡なみなどと言われているウイルスを諸外国より供給の遅れているワクチン頼みの対策だけで制御するのは無理だし(そもそもワクチンは感染を防ぐためのものではなく重症化を防ぐためのもの)、オリンピックを開催しておきながら自粛要請するのも無理があるのは小学生でもわかるだろう。
大規模な無料でのPCR検査の拡充とともに、軽症者でも自宅放置にならずに済むような療養施設と医療スタッフの確保を今すぐやれ!
だが、菅自民党政権が何もしようとしないのは分かり切ったことだ。
やはりこの状況を変えるには9月以降の衆院選で自公維を大敗させるしか方法はないと思う。
それまでに相当数の人が重症化し、命を落とすだろう。
もどかしいが私ができることは、こうやってブログやTwitterで自衛を呼びかけたり、重要なツイートを拡散することぐらいだ。
どうか皆さんも、殺されずにこの過酷な状況を生き延びてください。
そして自公政府と維新を退場させて、コロナに対し科学的根拠をもとに対応できる政権を誕生させましょう!