政党

ブーメランで身を切っている維新が吉本の芸人より笑える件

なぜか自民と維新と立憲の新人しか出演させていないのに「新人議員と若手論客 これからの日本の政治は」というテーマで放送された11月14日のNHK「日曜討論」で、維新の新人池下卓衆院議員が領収書不要の10月分の文書通信交通滞在費(文通費)が、日割りではなく満額100万円が支給されたと発表し、問題に。

吉村大阪府知事に至っては「「経済的弱者の救済を!」と声高に叫ぶ政党も、結局、自分達の厚遇に関しては、みんなで仲良く下向いて知らんぷり。真っ先に税金から非常識な分配を受けている。どこの政党も知らんぷり。」とTwitterで他の野党を批判。

 

そしてラスボスの橋本氏がしゃしゃり出て、さらに維新以外の野党を批判。

18歳以下の子どもに限定した公明党の給付金案が散々批判されていたのとは打って変わって、この維新の“無駄指摘”に対してNHKをはじめとするメディアやワイドショーはさすが「身を切る改革」を唱える政党とばかりに賞賛の嵐。

しかしここから維新の野党批判が欺瞞に満ちたものであることが、他のツイートや記事で次々と暴露されまくっていく。

一番の急先鋒はれいわの大石あきこ衆院議員。

 

このツイートで、吉村さんは過去に国会議員を辞める日を一日伸ばして、文通費を丸儲けしたのではないかという疑惑が再燃し、さらにはそれを何に使ったのかという問題も浮上。

 

 

そして今度はかつて維新の議員が文通費を自分が代表の政党支部や資金管理団体に寄付した形にして自分宛に領収書を切っていた問題も蒸し返されることに。

 

そもそも文通費は公の書類の発送費や公的性質の通信費等に使わないといけないことが国会議員歳費法第9条に定められているにも拘らず、過去に維新議員はこのお金を関連団体に「寄付」してブラックボックス化。

 

 

維新やその関連団体から出ているラスボスの多額の講演料も暴露され、

 

リテラも爆弾を連投。

引用:https://lite-ra.com/

 

こうして維新のブーメランは思いっきり自分たちに戻ってきて深々と身を切り裂いたのでした(笑)。

地元大阪のテレビで維新をヨイショしまくってるらしい吉本の芸人さんたちも真っ青の維新による絶妙な面白過ぎるブーメラン芸。

 

真面目な話、確かに国会議員の使用するお金については不透明であってはいけないし、無駄が多過ぎるというのであれば、それは修正しないといけないだろう。

しかしそれを言うなら同じく領収書を切らないお金(税金)としては官房機密費の方がはるかに問題ではないのか?

 

それにしても各メディアはこの問題で維新の過去の不祥事には目を瞑り、申し合わせたかのように維新を持ち上げるのは、憲法改正に向けて国民世論を維新がやること=「改革」というムードに持っていくための布石ではないのだろうか。

今のテレビメディア、新聞、ネット、SNSは、かなりの割合で与党やゆ党の広報か世論操作のための拡声器になり下がっている。

世論操作といえばDappiアカウントを運営していた法人は自民党と関係あるようだけど、この法人にはどこからどのような名目でお金が支出されていたのか?

他にも世論誘導が疑われる税金の使い方はあると思うし、官房機密費や政党助成金の使われ方とともに、そういう民主主義を歪めるような血税の使われ方の疑惑についても問題視すべきではないのかな、維新さんと日本のメディアの皆さん。

 

 

 

 

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