新型コロナウイルス

ワクチンにリスクがあっても接種する理由

新型コロナウイルスワクチンの一回目の接種を受けてきた。

某地方の市役所が会場となっていて、私が行ったときには20人から30人の事前予約をした人たちが集まっていたが、係の人の案内に従って比較的スムーズに接種することができた。

そして接種から一日が経過したが、注射した方の腕が重くてやや痛みがあるぐらいで、とりあえず今のところはそれ以上の副反応はない。

ワクチンはファイザー社製のもので、血栓が問題になっているアストラゼネカや異物混入で騒ぎになっているモデルナのものではなかったので、少しは安心して受けられたと思っている(ファイザーでも一部で異物混入のニュースが出ているが・・・)。

私はワクチン反対論者でも肯定論者でもないが、正直言うと打つかどうかは接種会場に出かける直前まで迷っていた。

ネットには陰謀論含め様々な反ワクチン的な言説もあるし、厚労省は認めていないが国内だけでもワクチンとの因果関係を疑ってしまう接種後の死亡例が1000例以上あるというし、いくら確率的にはわずかだと言っても誰だってそんなの聞いたら躊躇ってしまうだろう。

以前からコロナワクチンに対しては様々な問題点が指摘されてきているわけだが、特に私が気になっているのがこれ。

大阪大学の荒瀬 尚教授ら研究グループは5月24日、COVID-19 患者由来の抗体解析により、新型コロナウイルスへの感染によって、感染を防御する中和抗体だけでなく、逆に感染性を高める「感染増強抗体」が産生されていることを発見したと発表した。感染増強抗体が新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の特定の部位に結合することで、抗体が直接スパイクタンパク質の構造変化を引き起こし、その結果、新型コロナウイルスの感染性が高くなるというメカニズムで、この感染増強抗体が中和抗体の感染防御作用を減弱させることもわかった。Cell誌オンライン版2021年5月24日号掲載の報告。

抗体はウイルス感染防御に重要な機能を担う一方で、逆に抗体によって感染が増悪する現象(抗体依存性感染増強:ADE)が見られることがある。ADEはデングウイルスなどで知られており、デングウイルス感染後、異なる型のデングウイルスに感染すると、最初の感染で産生された抗体により重症化する場合がある。こうした抗体による感染増強には、ある種の免疫細胞が発現しているFc受容体が関与していると考えられてきた。

本研究では、COVID-19 患者で産生される抗体の機能を解明するために、患者の免疫細胞から同定された76種類のスパイクタンパク質に対する抗体を解析。その結果、Fc受容体を介した抗体依存性感染増強とは異なり、ウイルス粒子に結合するだけで感染性をFc受容体非依存性に高める抗体が存在することがわかった。また、COVID-19患者における感染増強抗体と中和抗体を測定してその差を調べたところ、重症患者において感染増強抗体が高い傾向が認められた。一方、非感染者においても少量ながら感染増強抗体を保有するケースも見られ、そうした人では、感染やワクチン投与によって感染増強抗体の産生が高まる可能性が考えられるという。

引用:https://www.carenet.com/news/general/carenet/52358

そう、巷で話題になっている「抗体依存性感染増強」(ADE)。

「感染増強」とか名前聞いただけでもやばいと思ってしまうわけだが、感染防御となるはずの抗体が逆に感染を強め重症化をもたらす可能性すらあるというわけだから、当然ワクチンを接種して抗体を作った場合にはどうなるのか、というのが気になったわけだ。

コロナウイルス感染でADEが産生されることを発見した阪大の荒瀬教授によると、「中和抗体が十分効かない変異株に対しては、感染増強抗体が優位に作用する可能性があるため、将来的には感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン開発が必要になる可能性がある」とのことなので、ワクチン打って中和抗体が作られたとしても、それを乗り越える変異株が出現したらADEの作用によって感染リスクや重症化リスクが高まる恐れも出てくるわけだ。

まあ実際にはコロナワクチンでADEが起きた事例というのはまだないようなので、“直ちに健康に影響はない”と思う。

もう一つ気になっているのは、ワクチン接種が進んでいる国でも感染者が増える傾向にある点。

例えばワクチン先進国とされるイスラエルは、新規感染者数がかなりの増加傾向となってきている。

引用:https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/israel/

こういう現実を見ると果たしてワクチン打ってもどうなのか、と思ってしまう。

最近ではコロナワクチンは感染予防ではなく重症化を防ぐ目的で必要だと言われることが多いが、治験の段階では感染予防を指標として承認されているらしいし、なんだか信用できない点も多々あるのだ。

ワクチンについてはmRNAやスパイクたんぱく質自体も、長く体内に留まって悪さするのではなんてことが書かれているサイトもあるし、この動画の新潟大学名誉教授の岡田先生が指摘するようにワクチンが安全かどうかは長期間経過を見ないと本当のところは誰もわからないのではないだろうか。

こういう情報はワクチンの安全性が気になってネットを検索したことのある人ならだいたい拾ってる情報だと思うが、こういうのを見てやっぱりワクチン打つのは止めておこうとなる気持ちも凄くよく分かる。

だから少なくともまだ感染がそれほど拡がっていない状況や、ある程度政府のコロナ対策がしっかりしていて感染リスクが抑えられている状況であれば、私も打たなかったかもしれない。

だが、周知のように、日本政府の無策のせいで、もはやロックダウンするしかないと言われるまでに市中感染が拡がってきた。

そう、日本では誰もが街を歩くだけでいつ感染するか分からない状況なのだ。

自分が感染して家庭や会社で感染を拡げるかもしれないし、学校や職場で感染した家族が家庭に持ち込んで自分も含め家族全員が感染し、最悪その中の誰かあるいは全員が重症化してしまうかもしれないわけだ。

まして今は軽症でも受け入れてくれる病床も少なく、最近よくニュースでも取り上げられているように、最悪自宅放置されたまま死亡ということも起こりうる。

確かにワクチンはまだまだ不明なところも多く、上述のような様々なリスクも指摘されている。

しかし他方では少なくとも今蔓延しているデルタ株に対しては重症化を防ぐというデータもあるわけで、例えば先ほどワクチン先進国にも拘らず感染が増えてきている例として取り上げたイスラエルでは、「60歳以上の未接種者の重症例は10万人当たり85.6人だが、接種完了者は16.3人と、81%減少している」(引用:https://toyokeizai.net/articles/-/451245?page=3)。

ワクチンを打っても感染は防げないかもしれないが、今の変異株に対しても重症化を防げるというのであれば、私個人はやはり打った方がまだメリットがあるという考えだ。

ただこれだけリスクを指摘されているワクチンを、インフルエンザワクチンのように毎年打たないといけないというのだけは勘弁してもらいたい。

早くワクチンの重症予防効果が維持できていて、新たな変異株に対するADEなどが起きないうちに、有効性が確実な治療薬や安全性が十分に担保されたワクチンの登場を願うばかりだ。

加えてPCR検査の拡充や軽症者でも入院できるような病床の確保、しっかりした水際対策、医療従事者への手当など、ゼロコロナの社会に近づいていくための十分な施策も必要だ。

しかし二年近くの政権運営で今の自公政権に頼ってたらいつまで経っても国民への要請のみで、そうした政策を期待するのは無理、コロナは収束しないというのがよく分かったはずだ。

だからこそ、早いとこきちんとしたコロナ対策をやってくれる新しい政権の登場を待つしかない。

次期衆院選は自公維以外の真っ当な野党に投票しよう。

 

 

 

 

 

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